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憲法改正について  

憲法改正について現時点での私の考え方を明示する。
 
私は9条を含め部分的な憲法改正に賛成だ。そのためにまずは96条を先行して改憲する事にも賛成である。
自民党の憲法改正草案において96条は
 
第百条 この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議により、両議院のそれぞれの総議員の過半数の賛成で国会が議決し、国民に提案してその承認を得なければならない。この承認には、法律の定めるところにより行われる国民の投票において有効投票の過半数の賛成を必要とする。

2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、直ちに憲法改正を公布する。
 
と改正されている。これに私は全面的に賛同する。
 
2013年4月6日、よみうりテレビ『ウェークアップ!ぷらす』(生放送)にて橋下徹が、国民投票による承認要件を厳しくするアイデアをちょろっと出した。国民の過半数の承認ではなく、例えば3/5以上の承認にするという案を私も考えた。しかし、やはりそれはおかしい。民主主義の基本は多数決のはずだ。3/5以上の承認が必要となってしまえば、それは少数派である2/5(改正反対論者)少しの意見を通してしまうことになる。
 
しかし、私はこの96条以外の点では自民、維新には到底賛同できない。
 
先のテレビ番組に橋下と共に出演した細野豪志が、「自民党の憲法改正草案には家族を大切にしなければならない、国旗を尊重しなければならないという文言がある」と指摘すると同じく出演していた高市早苗が「当たり前のことじゃないですか」とさらりと答えた。
 
三条2 日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない。
 
第二十四条 家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。
 
これが自民党の憲法観をよく表している。この2か所以外にも自民党の憲法改正草案には「国民は○○しなければならない」といった、国民への命令が非常に多い。民主国家の憲法とは国民主権の名のもとに国家権力をこそ縛るものであって国民を縛るためのものではない、ということが全く理解出来ていないのだ。
 
日本維新の会は憲法改正草案を提出していない。しかし彼らが2013年3月30日に示した綱領
 
日本を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法を大幅に改正し、国家、民族を真の自立に導き、国家を蘇生させる。
 
というとんでもない文言がある以上、こと憲法については96条を除いて彼らに賛同するわけにはいかない。
 
民主党は2013年2月24日に改正した新綱領にて
 
私たちは、日本国憲法が掲げる「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」の基本精神を具現化する。象徴天皇制のもと、自由と民主主義に立脚した真の立憲主義を確立するため、国民とともに未来志向の憲法を構想していく。
 
としている。
 
また、現在では半ば忘れられているきらいがあるが、民主党は2005年に『憲法提言』という提言を文章で明示している。2011年5月9日時点で当時の幹事長・岡田克也がこの提言は「(今も)有効です」と記者会見で発言し、先のテレビ番組でも細野がこれに触れていたことから、2013年4月現在に於いてもこの提言は有効であることが分かる。
 
この提言の中には改憲へ前向きととれる文言がいくつもある。例えば安全保障については
 
多角的かつ自由闊達な憲法論議を通じて、①「自衛権」に関する曖昧かつご都合主義的な憲法解釈を認めず、国際法の枠組みに対応したより厳格な「制約された自衛権」を明確にし、②国際貢献のための枠組みをより確かなものとし、時の政府の恣意的な解釈による憲法運用に歯止めをかけて、わが国における憲法の定着に取り組んでいく。
 
としている。
 
私が今最も期待しているのは民主党による民主党の理念に基づいた憲法改正草案の提示である。前述のように私は自民党の憲法改正草案の中身を決して支持しない。しかし改正案を過去数回にわたり提示しているという点には尊敬の念を持っている。
 
民主党は自らの憲法改正草案をもって正々堂々自民案や、今後想定される他党案と議論を戦わせて欲しい。その激しい議論の中から真に国民投票にかけるに相応しい改正法案が生まれるはずだ。
 
細野は憲法が2013年7月の参議院選挙の争点になると明言した。時間は余りない。

hosono[2] 
©NHK
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