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宮澤喜一、靖国神社参拝問題について  

対論 改憲・護憲対論 改憲・護憲
(1997/09)
中曽根 康弘、宮沢 喜一 他

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宮澤: 私は子供のとき、あの近くで育ちましたが、靖国神社とは呼ばず「招魂社」と言ってました。 そういう名前にしておけばよかったのかなと思います。私は「靖国神社は国に殉じた人の霊を象徴する施設」という三好達長官の少数意見に賛成なんですけど、この間の判決で言えば、まあ白石知事もあそこまでやらなくてもよかったでしょう。

それから、靖国神社の問題について隣の国がそう思うなら、勝手におっしゃるのもいいが、我々がそれに拘束されることはない。本質的に外交上の出来事になるようなことではないと思っています。そのために内外ともに大騒ぎを起こすことはいかがかなと思います。 (中略) 我々自身が決めればいい話で、よその国に関係ない。

若宮啓文(朝日新聞): でも、戦前に侵略を受けた国の反応ですよ。単なる「よその国」ではないでしょう。

宮澤: 日中戦争で、日本が中国人民に対して犯した罪を、日本国政府は正式に認め、また謝罪しています。そのことについては中国もよく知っているし、また陛下の御訪中もそういう両国の認識のもとに行われました。

靖国神社は国に殉じた人の霊を象徴する施設であると私は思っていますが、祭られている人の中には、 わが国をミスリードした人も含まれているかもしれない。誰がそうであったかは、われわれ日本人はわかっているであろうし、その人々が生前したことについての批判も持っている。しかし日本人の死生観からいえば、その人たちはもはや霊になっている。いわんや靖国神社に参拝するとき、なにも特にその人々の霊に頭を下げているわけではない。わが国が中国に対して謝罪していることは天下周知のことであり、国と国との関係はこれで終結している。あとはもっぱら国内の問題だと私は考えるのです。


宮澤の論は正論だと思う。ただ、近隣諸国、特に中国と韓国への丁寧な説明はこれからも必要だろう。その際「よその国に関係ない」という言葉だけを抜き取られないように気を付けることも大切だろう。

日本政府の戦争謝罪については、Wikipediaの「
日本の戦争謝罪発言一覧」のページに分かりやすくまとめられている。
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