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中曽根康弘が語る、民主党政権外交  


中曽根康弘が語る戦後日本外交中曽根康弘が語る戦後日本外交
(2012/10/26)
中曽根 康弘

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楠綾子: 2009年8月の衆議院選挙で民主党が勝利したことを受けて、政権交代が実現しました。鳩山由紀夫新政権は、普天間基地の移転問題の再検討でありますとか、東アジア共同体構想を重視するなど、従来の自民党政権の外交と比較して、日米の同盟関係を相対化するような方向性を打ち出しました。

中曽根康弘: 民主党外交がその後現実的に展開しているのを見ると、選挙に勝った後の民主党外交は研究不足で、外交論としては成り立っていないと思いました。さらに、悪いことには、自民党外交論を修正しようとしても、現実的には、自民党外交と同じことをやっています。結局、独自性を打ち出そうとした鳩山、菅外交は失敗したわけだが、今後は、自民党外交あるいは民主党外交という括りではなく、「保守党外交」という概念で総括すべきですね。

民主党も半分は保守党だから、同じ路線をやはり歩まざるを得ないし、実際に歩んでいる。対米外交関係、対アジア外交関係などにおいて、既定の路線から外れることはできない。政権党としての経験が長い自民党は、外交に対する知識は深さと広がりを持っています。しかし、鳩山以降の独自路線はいまだ展開する余地がない。

保守党外交では、日米安全保障を基軸にして、日本の経済的貢献度を背景に外交力を展開する。防衛力とか軍事力が表へ出ないで、むしろ経済力が表へ出る。文化力もあまり出ないね。要するに経済中心だね。

中島琢磨: 中曽根先生はかねてより、日中韓の首脳会議の開催であるように、東アジア諸国の連携を重視していました。鳩山さんも東アジア共同体構想こそ立ち上げますが、上手くいきませんでした。先生の東アジア共同体構想と鳩山政権が唱えたそれと、どこが違っていたのでしょうか。

中曽根康弘: 鳩山外交は、最初、私の目指した、保守の立場からさらに新展開する外交を意図していましたが、鳩山は言葉ばかりが先行してね、中身を持っていない。要するに、研究も足らんし、政策展開力も足らなかったと思います。鳩山政権は、日米同盟を重視せず、アジア外交を先行するという欠点が露呈していました。アジア外交は日米同盟を基軸に拡大・展開されるべきです。鳩山は、日米安全保障条約、日米同盟の重要性をしっかりと認識せず、対アジアなどの多国間外交が、頭にちらついたんだね。

しかし、やってみると、結局は日米外交が基軸だと分かった。なぜならば、完全な安全保障力を自分で持っていないのですから、日本はアメリカの核兵器に頼る以外ありません。したがって、日米外交を基礎としたアジア外交になる。それに、日本にとっての対アジア外交は経済外交があるだけだね。しかし、経済外交がそれだけで存立するかというとそうではない。菅直人君が政権をとった後、彼は「私の外交は中曽根先生のやった外交を踏襲します」と私に話しました。彼は、実際、そうしていたから、成功するように願っていたが、中途半端に終わった。野田佳彦政権は結局自民党の外交路線をやっているに過ぎず、独自の外交を考えているようには見えない。

そして、2012年12月、再び自民党政権に戻りました。

私は安全保障上の理由から日米同盟を基軸におき、その上で様々な外交をするべきだと思います。基本的に中曽根の言う「保守党外交」支持です。そしてこれからは経済は勿論、それ以外にも、留学生の行き来など人材、学問、文化的な交流が盛んになるといいと思っています。

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