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JEFF / JEFF BECK  


Jeff Jeff
(2003/03/12)
ジェフ・ベック

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JEFF / JEFF BECK   2003

大友博氏によるライナーノーツを読むと聞いたことのない名前が多く登場する。以下、ライナーを一部抜粋する。

アルバム『ジェフ』のメイン・プロデューサーは、アンディ・ライト。あのデイヴ・スチュワートが全幅の信頼を寄せているクリエイターで、プログラマー/プロデューサーとして、ユーリズミックス、マッシヴ・アタック、リーフ、ハンセン、シンプリー・レッド、ジョン・ボンジョヴィ、ナタリー・インブルージアなど数多くのアーティストの作品に貢献してきた男だ。前作『ユー・ハッド・イット・カミング』につづいての器用だが、ただしここでは、彼にすべてを任せるのではなく、アポロ・フォー・フォーティー、カーヴのディーン・ガルシア、ニューヨークを中心にユニークな活動を展開しているギタリスト/マニピュレイター、デイヴィッド・トーン(スプラッターセル)、UKベースのヒップホップ・アーティスト、ミー・ワンといった人たちを、まさに適材適所という感じでそれぞれの曲にバランスよく配置するという制作形態が採用されている。

当初は予定されていなかったトニー・ハイマス(89年の『ギター・ショップ』と99年の『フー・エルス!』に大きく貢献したキーボーディスト/プロデューサー)の参加が2曲で実現している

プロデュースも務めているディーン・ガルシアは、すでに書いたとおり、90年代初頭から粗い手触りのインダストリアル・ミュージックをクリエイトしてきたカーヴのメンバーで、メイン楽器はベース。アンディ・ライトやデイヴィッド・トーンがプロデュースを手がけた曲にも彼は参加していて、アルバム全編で強くその存在感を主張している。ドラムスのスティーヴ・バーニーはライトの人脈に属するミュージシャンで、最近ではアニー・レノックスのレコーディングやツアーなどに参加しているようだ。これはあくまでも個人的な感想だが、サンプリング中心の硬質なサウンドのなかにバーニーのパワフルで躍動感あふれるドラムスが切り込んでくる独特の感覚は、本作全体のイメージ構築に大きく貢献している。

ヴォーカル、というよりヴォイス・アーティストとして起用されているのはやや意外な人たち。ベックの遊び心をストレートに表した人選と言えるかもしれないが、たとえばロニ・アンコニはテレビ、ベイレン・レナードはラジオでお笑い(もちろん上質の)を専門にやっている人らしい。

極め付けは、なんとソングライティングでもクレジットされているナンシー・ソレルだ。ポール・ダンサー、つまり、ステージ上に垂直に立てられた棒の周りを半裸で踊ることを職業としていた彼女は、現在は、イギリスのオルタナティヴ・コメディ・シーンの人気スター、ヴィク・リーヴスの奥様。結婚してからもかなりきわどいシースルー・ドレスでパーティに出席したりする、いわゆる「困ったセレブ」だ。そんな女性とベックがなぜ共演することになったかというと、なんでも、音楽好きでレコードも出しているリーヴスがベックの熱狂的なファンだったことが、そのきっかけだったとか。3人はしばしば一緒にスタジオに入り、実際、リーヴスをベースにフィーチュアした曲も録音されているそうなのだが、当然のことながら、それは最終的なラインナップからは外されている。ちなみに、ナンシーはベックやリーヴスとテレビ番組に出演して「トップ・オブ・ザ・ポップス」のような番組で(もちろん超ミニ・ドレスを着て)歌うことを夢みているそうだ。

2003年7月13日 大友博

次回があったら、上に登場した名前をもう少し詳しく調べてみたい。また、ライナーに記載された日付がCDの発売日より後になっている理由は分からない。

サウンドについて大友博は「尖鋭的なビートと絡むギター」と評している。私もそう思う。プログラミングやエフェクトを多用したクールで尖鋭的なビートとアレンジを聞くことが出来る。そしてギターは思いのほかノイジーで音圧が高い。古式ゆかしいブルース・ギタリストという感じはしない。もっと破壊的でオルタナティヴな雰囲気だ。ギターは曲によって何本も入っており、勿論クリーントーンで細かいフレーズを弾いていることもある。フィージョン的な浮遊感のあるメロディを弾いていることもある。だが、私が印象的に思ったのはファズと言っていい程歪んだ音色によるワイルドなプレイだ。

ベースプレイも格好いい。Dean Garciaが弾いているのだろうか。ソロなどがあるわけではないがきちんとグルーヴが作れている。ファンキーだと思う。

楽曲はインダストリアルな雰囲気の硬質で速い曲もある。民族音楽的な雰囲気、モードのような雰囲気の曲もある。次回があったら、各楽曲についてもっと細かく感想を書いてみたい。

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