現代 note

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

Conversation Peace / Stevie Wonder  

カンヴァセーション・ピース カンヴァセーション・ピース
(1995/03/10)
スティーヴィー・ワンダー

商品詳細を見る
カンヴァセイション・ピース / スティーヴィー・ワンダー
 
1995年発売。細かいデータは英語版Wikipediaに詳しい。日本版のライナーノーツは松下佳男(音楽雑誌『ADLIB』編集長)が担当している。
 
松下佳男氏はこのアルバムを「90年代を代表する大作」とライナーで書いている。しかし私の主観では、曲のクオリティはおしなべて低い。その一番大きな要因は作曲だと思う。もう一つ盛り上がらない曲が多く、時間を長く感じる。他に”声”という点で見てもでもかつてほどの漲るソウルは感じない。シングル曲の" For Your Love"は1996年グラミー賞の最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス賞を受賞しているのだが。 
 
とはいえこの評価はあくまで、かつてスティーヴィー・ワンダーが発表した珠玉の名曲たちと比べての評価である。このアルバムが決して駄作だとは思わない。例えば技巧的な転調は健在で、ハッと思わせる場面がいくつもある。ポップなサビのメロディがいくつもある。美しいハーモニーもたくさん聞ける。生のパーカッション(多分)でピコピコサウンドを模した4つ打ちナンバー"Sorry"なんていう面白い曲もある。
 
演奏は殆ど"All Instruments by Stevie Wonder"である。そこにパーカッションや、管弦楽などのゲストが参加している形だ。ゲストメンバーにはブランフォード・マルサリスを始め、相変わらず豪華な名前が並んでいる。演奏はさほど悪くないように思う。"Take the Time Out"などでスムースなグルーヴが楽しめる。1曲目の"Rain Your Love Down"はややばらついているような印象も受けるが、元々そういう曲なのかもしれない。
 
このアルバムについてスティーヴィー自身は1989年に下のようなコメントをしたそうだ。
 
アルバム『キャラクターズ』(1987年)はとてもヴァラエティ豊かなサウンドを楽しんでもらえたと思うけど、今回は"カンヴァセイション・ピース"という言葉を一つの核にして曲を書いたり、音をつくったりしたいんだ。統一感があるといったらいいのかな。
 
また、スティーヴィー自身の発言か松下佳男の見立てか分からないが、"Conversation Peace"(平和の会話)とは"Conversation Piece"(会話のタネ)と掛け合わせた意味合いを含んでおり、『会話をすること、そこにピストルや爆弾を持ち込まず、会話をすること』がこのアルバムのコンセプトであるとライナーには書かれている。また、松下は
 
世界情勢を見極め、その世界の行く末を案じる彼の真情が出ている。
 
イラン・イラク戦争、LAの暴動、南アフリカ、現在のボスニアにとっても、彼のメッセージは生きる。その他、ホームレス問題や地球の温暖化現象、ドラッグなど、社会に起きるあらゆる問題をテーマに、スティーヴィーは、とてもわかりやすい独自の“サウンド・ワールド”で、きかせてくれる。
 
とも書いている。私にはアーティストを崇拝する趣味はないので必ずしも松下に同調はしない。しかし、スティーヴィーが左翼的な思想とキリスト教的な思想を持っていることは確かであり、このアルバムにもそれが出ている。
 
タイトルナンバーであり、ラストナンバーである"Conversation Peace"の歌詞を紹介する。
 
We can't pause, watch and say "no" this can't be
When there's a plan by any means to have
Cleansing of one's ethnicity
And we shouldn't act as if we don't hear nor see
Like the holocaust of six million Jews and
A hundred and fifty million blacks during slavery
 
それぞれの民族性を正しい方向に導こうという気運が高まった時に
僕らは手をこまねいてその状況を眺めながら“ノー”とくり返しているだけじゃ駄目なんだ
600万人のブラックの人々が、奴隷となって虐殺された時のように
知らぬ存ぜぬという態度をとるべきじゃないのさ
 
(対訳:泉山真奈美)
 
対訳の是非はさておき1曲目の"Rain Your Love Down"とこの"Conversation Peace"はポップソングの枠組みで考えれば十分なメッセージ性を持っていると言っていい。
 
 
先に時間を長く感じると述べたが、そこにアンニュイな魅力を感じる人もいるかもしれない。声についても中年の枯れそうで枯れない微妙な味わいがあるといえばある。繰り返すが決してこのアルバムが駄作だとは思わない。しかし私は基本的にシングル曲ばかりを集めたベストアルバムこそがベストだと感じるタイプだ。このアルバムはそういうアルバムではない。 

スポンサーサイト

category: 音楽

thread: 洋楽 - janre: 音楽

04/18のツイートまとめ  

sartrean

「ゆうちょダイレクトはゴールデンウィークの3日間お休みします」 ┐('~`;)┌
04-18 16:57

as long as… = …さえすれば / It's okay, as long as she'll be happy. = いいんだ、あの子がしあわせになるならば
04-18 16:15

「夕陽のガンマン」 最後、片方は晴れてたけど、あれ何なのだろう? 意図的?? #tvtokyo
04-18 15:25

私はクォーター制には反対です。女性だから、ではなく人物本位、能力本位で選ばれなければ逆差別だと思う。女性議員を増やすことを自己目的化するべきではない。男女の別なく優秀な人物が国会議員になれるようになれば自然と女性議員も増えるはず。 #bs1
04-18 07:38

フランスのとある小学校では校庭に使用済み注射器がよく落ちているとのこと 保護者が猛抗議 #bs1
04-18 06:07

goodmorninmew♡
04-18 05:47

category: Twitter まとめ

tb: 0   cm: 0

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。